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そば湯の効能
2018/07/28
そば屋の命ともいえるそばつゆ。そばつゆは、そばそのものともに店によって微妙に差があります。
つけ汁は、かけ汁と違いそばに汁をつけて食べるため辛目に作ります。
返しは、醤油、みりん、砂糖を加え貴重な鰹節をたっぷりと使い汁を作ります。
そのような、つけ汁を味わうために考えだされたのがそば湯といわれています。そば湯を飲む習慣がいつ頃からは定かでありませんが、少なくとも江戸時代にはそば湯を飲むようになっていたようです。
そばを茹で続けると茹でた湯にそばの成分が溶け出すため、そばの香りや栄養もそば湯に移ります。
そば湯の効能はすごいと言われっています。
そばそのものの栄養価が非常に高く、その多くが溶け出したそば湯は健康効果の宝庫でこれを飲んで栄養補給することは体に大変良いとされています。
そばには、良質な水溶性食物繊維が豊富なため、茹でた際にそば湯に食物繊維が溶け出し、ビタミンB1、B2、たんぱく質やそばの栄養素として最も有名なルチンなどをそば湯を飲むことによってそばから溶け出した栄養素をしっかり摂取できるわけです。
そばに含まれるルチンは血圧上昇を抑える効果があるとともに、腸内環境を整え老廃物を排出する効果があるとされ、便秘解消効果が高いといわれています。
そば湯の美味しい店は、そばが美味しいと言われています。
そば汁にわさび、薬味をそえてお茶感覚で召し上がり下さい。